デスクワークをさらに快適にする オフィスチェア8選
2019.11.19 更新

多くのワーカーが8時間労働を基本としている現代で、仕事の疲れは避けられないもの。
デスクワークは一日中座った同じ姿勢でいるため、見た目以上に疲労感が大きいです。体重を預けているオフィスチェアから受ける影響は大きく、チェアの質によっては身体的・精神的疲労が大きく変わります。疲労感を和らげるには、座り心地や快適さを向上させる機能に優れたチェアを選ぶことは必須事項です。
今回は、デスクワークをサポートしてくれる頼もしい機能を持ったオフィスチェアを8シリーズご紹介します。
機能別に見る、オススメチェア8選
1.肘置き

ベストポジションはデスクと同じ高さ。腕の重さをサポートしてくれて作業が楽になります。
作業中の腕を支えたり、立ち上がる際の支えとなる機能。肘置きが腕の重みを支えてくれることで、肩の力が抜け、楽に作業ができます。
肘置きの多くはT字型かリング型。大体は固定肘ですが、T字型の場合は可動型が用意されたチェアもあります。可動肘は位置や角度を調節できるので誰でも自然な位置のポジショニングができます。また、肘置きが引っかかって収納できないデスクに収納できるという点もメリットの一つです。

オススメはオカムラ「Sabrina Smart Operation」。
Sabrinaの肘置きは可動肘の中でもトップクラスで使いやすい肘置きです。
一般的な上下移動に加え、肘パッドの角度・前後・左右の調節機能を搭載。4つの動きで快適さを誘います。
さらに左右の肘置きの先端には、座面高さ調整とリクライニングON/OFFの操作レバー付き。ハイクラスチェアならではの快適かつ便利な肘置きです。
2.背もたれ
座り心地の要である上半身を支えるための背もたれ。ここの材質、サイズによって疲労度合が変わってきます。メジャーな素材は、布、メッシュ、樹脂の3種。布はクッションタイプが多く、包み込むような感触。対してメッシュは張りがあり、支えてくれるような感触です。樹脂は布・メッシュより硬い分、防汚性・耐久性に優れています。どの素材も長所・短所があるので、悩みを解決してくれるメリットを持った素材を選びましょう。
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布 | メッシュ | 樹脂 |

イトーキ「Spina」は、背もたれにエラストマー樹脂を採用。ユニークな縦リブ構造で快適性とデザイン性を両立させました。縦リブ構造によって背中との間に空気の層が生まれ、熱のこもりを防ぎます。夏場でもベタつかず、シーズン問わず快適です。
3.ハンガー

ジャケットを一時的にかけて置くための機能。直接背もたれに上着をかけた際の型崩れを防ぎます。中には高さ調節ができるハンガーもあります。
ナイキ「Pausa」はオプションでハンガー取り付けが可能。チェアを動かす時に使用する引手は、ストールやひざ掛けを掛けるハンガーとしても使えます。
4.ランバーサポート

腰を支え、着席時の疲労を軽減する機能。長時間のデスクワークには欠かせません。特に背もたれによりかかる後傾姿勢には必須です。
クッション材やプラスチック材、位置調節やテンション調節などタイプ・機能は様々です。

コクヨ「AIRFORT」は、空気を使ったランバーサポート。ランバーサポート内部にはエアポンプが内蔵されており、レバーを押すとエアポンプからエアバッグに空気が注入され、好みのふくらみ具合に出来る仕組みです。
空気の特徴を活かした微調整のしやすさと適度な柔軟性を持っています。柔らかいランバーサポートをお探しの方にオススメです。
関連特集:【オフィスチェア特集】腰を守る「ランバーサポート」とは?
5.リクライニング

力に合わせて背もたれが傾く機能。主にリラックス用の機能で、休憩・リフレッシュのタイミングで使用されます。長時間同じ姿勢でいると筋肉が緊張して疲労の原因になるため、時折、伸びやストレッチで筋肉の緊張を和らげる必要があります。その際、あると便利な機能がリクライニングです。

オカムラ「Sylphy」は、身体を伸ばす時にサポートしてくれる後傾リクライニングに加えて、デスクワークをサポートする前傾リクライニングが付いています。PCや筆記作業時に取る前かがみ姿勢をサポート。身体の各部位への負担を減らし、疲れや腰痛の原因を軽減します。
6.ヘッドレスト
背もたれに寄り掛かった時に頭部を支える機能。リラックス時にとる後継姿勢の快適性を向上させます。頭部による首への負担を軽くし、肩こりの原因を軽減します。

オカムラ「Contessa Seconda」のヘッドレストは、「大型固定」と「小型可動」の2タイプ。有無だけでなく種類まで選べるオフィスチェアはContessa Secondaだけです。
大型固定タイプは位置調整が出来ない分、耐久性・安定感に優れ、しっかりサポートしてくれます。小型可動タイプは大型固定に比べサポート感は一歩及びませんが、調節機能が3カ所あり細かい位置調整が可能。特に身長が高めの方にオススメです。
7.ワークヴェール

個人個人が持つパーソナルスペースを守るオカムラの新提案。ヘッドレスト後部から伸びたクッションが左右の視界と音を遮り、集中できる状態を作り出します。
ワークヴェールの使用感についてオカムラがアンケートを実施した結果、7割以上の人が、「集中しやすさ」、「周囲からの視線」、「こもり感」の3点が改善されたと感じたと回答しました。
ワークヴェールが取り付けられる機種は、SylphyとChoralの2シリーズ。充実機能のオフィスチェアがさらに快適なものになります。
※ワークヴェールはオプション品となりますので、ご購入の際はフォームからお問い合わせください。
8.カラー
オフィスの雰囲気に合わせたり、自分の好きな色を選んだりといった楽しみにもなっています。自分の好きなカラー・デザインのオフィスチェアなら、作業のモチベーションアップにも繋がります。

イトーキ「coser」は、背座面カラー12色に加え、背もたれ裏面には3種のデザインが用意されています。ボーダータイプ(ブラック・グレー)とプレーンタイプがあり、背座面のパターンとの合計は全36色。
豊富なカラーバリエーションと背もたれのボーダーデザインで個性的な表情を見せます。
※2019年3月現在の仕様です。仕様は予告なく変更になる場合がございます。
関連特集:【オフィスチェア】カラーラインナップが豊富なオフィスチェア10選
さいごに
今回は、デスクワークをサポートするオプション別オフィスチェアをご紹介しました。
たくさんの種類のオフィスチェアが販売されている現代では、求める機能によって購入するタイプを選ぶことができます。今の作業環境に何が足りていないのか、何があれば改善できるか一度検討してみてはいかがでしょうか。
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