コミュニケーション活性化・健康増進サポート!話題の昇降デスク特集
2021.07.02 更新

昇降デスクが注目されるワケ
オフィスワークの基本、座り姿勢。しかし、「座りすぎ」が私たちの健康にとって、あまり良くないことをご存知でしたか?長時間の座り姿勢がなんと、肥満や糖尿病、ガンや脳梗塞等の健康リスクを高めてしまうそう。
シドニー大学が世界20カ国を対象に実施した調査によると、世界で一番長く座っている民族は日本人だといいます。当たり前になっている日本社会の長時間労働が結果の一因でしょう。
健康改善や仕事の効率化につながる

そんな中、最近注目されているのが「昇降デスク」。静かに集中したいときは座り、リフレッシュしたいときは立って作業したりと、座りすぎを防げるため、健康改善や仕事の効率化につながります。
また、社内のコミュニケーションを活発化させる効果も。立った状態でいれば、横を通る人と作業中の人の目線が同じなため、声をかけやすいのが一つの理由だそうです。
健康改善を目的に、習慣的に運動している人も、実は注意が必要です。座っている時間が長ければ、普段体を動かしている人でも死亡リスクが高まるという、驚きの報告が!作業中でも天板の高さを変えられる昇降デスクなら、座っている時間を自然と減らしてくれます。
また、労働科学研究所と岡村製作所の調査によると、「座りっぱなし」や「立ちっぱなし」に比べて、座りと立ちを繰り返す「座り時々立ち」は足のむくみと疲労を一番抑制する結果に。
眠気に関しても、「座り時々立ち」は「立ちっぱなし」と同等レベルまで抑えてくれます。仕事のパフォーマンス向上も手助けしてくれるでしょう。
昇降デスクは、欧米では積極的に普及がされていて、ワークスタイルの改善を目指す国内企業でも導入が進んでいます。
今回は、国内外で注目を集める昇降デスクを5つご紹介します。
Bauhutte『昇降式スタンディンングデスク』
「しごとに『立ち』むかえ」をキャッチコピーにした、Bauhutte(バウヒュッテ)の昇降デスク。755~1175mmの範囲で昇降が可能です。
コンパクトサイズに設計されているため家庭でも使いやすく、昇降デスクをはじめて導入する人にもおすすめの製品です(Bauhutte「スタンディングデスク」組み立てレポート)。

昇降デスクの相場は10〜20万円ほど。その中でBauhutteの昇降デスクは2〜3万円と手を出しやすい値段です。サイズは幅70cm、100cm、120cmのタイプから選べます。
家庭にも置けるほどのコンパクトサイズなので、まずは立ち作業の心地よさを体験してみたいというビギナーにおすすめです。デスクの昇降は手動。それがリーズナブルな値段の理由の一つですが、その他に紹介する機能性も含め、コストパフォーマンスに優れた製品だと言えます。

グラつきのない安定した構造もBauhutteの特徴。「作業中にデスクがグラついて集中できない!」ということがないよう、Bauhutteの昇降デスクでは4つの安定性向上の機能がついています。昇降デスクは高さが増すほど物理的に不安定になりがちでさは増しますが、本製品であれば問題ありません。

備え付けのキーボードスライダーは、スライドの上で書き物ができるほど安定性に優れています。また、キーボードをスライダーの上に置くことで、目とPCの距離を十分に保つことができます。
-メーカーショールーム
OAランド所沢店 https://shop.oaland.jp/tokorozawa/
〒359-1101
埼玉県所沢市北中1-193-4 電脳第一ビル1F/2F
弘益『LDC』シリーズ

こちらもバウヒュッテの『昇降式スタンディングデスク』と同じく、電源を使わずに天板を上下させるタイプの昇降デスク。
電源不要のため机の下に配線コードがなく、スッキリして見えますよね。

天板昇降機能はガスシリンダー式。
レバーを握ることで、720㎜~1145㎜の範囲で天板高を無段階に調整することができます。

脚部には50㎜ピッチで目盛が設けられています。
自分にとって丁度いい高さがひと目でわかるので、高さ調節もラクになりそうですよね。
またデスクにはキャスターが付いているので、配置変更時の移動なども手軽に行えます。
オカムラ『Swift(スイフト)』
「なぜ、あなたは座って働いているのだろう。」と問いかけるのは、老舗家具メーカーのオカムラ。『Swift(スイフト)』は、医療や健康、効率やアイデアの視点から設計されたデスクです。オフィスデスクに働き方を合わせるのではなく、自分の働きやすいスタイルに、オフィスデスクを合わせていくこと。そのコンセプトをもとに作られた本製品は、私たちのワークスタイルに新しい風を吹き込んでくれるでしょう。

デスクはボタンひとつで高さの調整が可能。好みに合わせて簡単に設定できます。もちろん他の人の作業を妨げないよう、動作時の静音性にも配慮されています。
昇降動作は、動き出しはゆっくりで、その後スピードアップしていきます。高さを上げる時は1250mmまで一気に動きます。下げる時は720mmでストップし、650mm(ミーティングテーブルは700mm)までゆっくり下がります。

高さを調整している時に障害物にぶつかると、異常電圧を感知し動作はストップ。そして、すぐに約3cm戻るセーフティリバース機能を搭載しています。さらにSwiftは待機電力が0.1Wであり、3万ストロークまで想定した長寿命設計です。安心安全が長く続きます。

高さを調整するコントロールパネルは2種類から選べます。自分好みの高さを記憶するメモリ機能、高さ表示がついた「インジケーター付」と、シンプルな上下ボタンのみのコントロールパネル。プラス5000円程度で、シンプルなタイプからすぐにベストポジションで作業できる「インジケーター付」にすることが可能です。
-メーカーショールーム
オカムラ ガーデンコートショールーム http://www.okamura.co.jp/company/showroom/
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ・ガーデンコート3F
オカムラ『Liftio(リフティオ)』
『Liftio(リフティオ)』は「次世代ワークプレイス対応型テーブル」をうたうミーティングテーブル。スタンディングで行う「立ち会議」は大手企業でも導入されているとか。イス等のセッティングが不要のため、軽い打合せで活躍してくれそうですよね。また、「立ち会議」は会議の時間短縮や、姿勢を変えることによる集中力向上にも期待できそうです。
もちろん、昇降型の『Liftio』であれば座りでの利用や、参加者の身長に合わせてセットが可能。様々なミーティングのシチュエーションで活躍してくれます。天板下の空間が広々と作られていることもあり、パーソナルテーブルとしても重宝します。多様化していく現代のワークスタイルに対応した製品です。

天板の高さは2種類、700~1000mmと800~1100mmのタイプです。立ち会議用に購入するのか、座ることも想定して利用するのか、好みやケースに合わせて選んでみてください。

天板下の空間には、ワゴンや棚を置ける十分なスペースがあります。自分のワークスタイルに合わせてレイアウトを楽しめます。
-メーカーショールーム
オカムラ ガーデンコートショールーム http://www.okamura.co.jp/company/showroom/
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ・ガーデンコート3F
イトーキ『toiro(トイロ)』
「働き方は十人十色 自由なポジションが自在な発想を生む」というコンセプトのもと作られた『toiro(トイロ)』。まさに、人それぞれ異なる状況・気分・体格にデスクの高さを合わせられる『toiro』は、生産性向上をサポート。また650~1250㎜の範囲で、姿勢変化に合わせられるデスクはワーカーの健康増進にも役立ってくれます。

昇降動作中に障害物を検知すると自動的に止まり、その後約3cmもどるセーフティリバース機能がついています。

天板の高さは2種類のスイッチから選択可能です。シンプルな操作が可能なオリジナルデザインの昇降スイッチと、高さ表示・高さメモリー(3カ所)機能のついたインジケーター付昇降スイッチ。好みとコストに合わせて種類を選択できます。

身体やモノをはさまないよう、脚部側面のバンパーを合わせることで50mmの間隔を確保できます。安全性に考慮されたデザインです。また、バンパーはレイアウト作業における目印にもなります。

「デスク」「ツインデスク」「120°オペレーションデスク」「90°オペレーションデスク」と、ラインナップも豊富。オフィスの雰囲気や使う人に合わせて選べるのも魅力ですね。
-メーカーショールーム
東京ショールーム
https://cs.itoki.jp/showroom/?_ga=2.233877086.1349666583.1519013717-1745676746.1518071636
東京都中央区入船3-2-10 アーバンネット入船ビル
KOKUYO『SEQUENCE(シークエンス)』
「オフィスワークをもっと自由に、ここちよく」。ワーカーの身長に合わせて動くデスク『SEQUENCE(シークエンス)』。オフィス全体の景観を美しく保つデザインは、そんなコンセプトを体現しています。
また、『SEQUENCE』はKOKUYOが観察と研究を積み重ねてきた立ち仕事に関する知見を活かして作られた製品です。天板の縁には、もたれても痛みがないように丸みがつけられていたり、物の落下を防ぐこぼれ止めの機能がついていたりと、安心安全への配慮がゆき届いているのも、嬉しい特徴です。

デスクの高さを調整するコントローラーパネルにはメモリー機能を標準装備。630〜1290mmの昇降範囲の間で好みの高さを記憶でき、シーンに適した高さにすぐに変更することが可能です。

昇降している時に障害物に当たると、約3cm戻る安全機能を搭載。

作業中のペン落下などを防ぐ、こぼれ止めがついた天板。作業における小さいストレスを無くしてくれます。
-メーカーショールーム
東京ショールーム http://www.kokuyo.co.jp/com/showroom/
〒108-8710 東京都港区港南1丁目8番35号
新発売!サカエ『電動昇降作業台』が今だけお買い得(→キャンペーンは終了いたしました)
天板が動くのは「オフィスデスク」と「ミーティングテーブル」だけではありません!2018年1月にサカエからリリースされた『電動昇降作業台』は、その名の通り、天板が上下する作業台。天板の高さを660㎜から1100㎜の間で調整できるので、立ち作業、座り作業だけでなく、作業者の体格に合わせても調整できますね。
こちらの製品、ただプラグをコンセントに差し込むだけで使用が可能。設置が簡単なので、オフィスのレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
新発売特別企画といたしまして、3月13日(火)10:00~4月13日(金)17:59にご注文いただいた場合に限り、こちらの『電動昇降作業台』を会員割引率2倍(通常2%→4%)でご提供いたします!
ぜひこの機会に、サカエ『電動昇降作業台』をお得にゲットしてくださいね!(→キャンペーンは終了いたしました)
終わりに
座って仕事をするのが当たり前の時代から、個人の身体や好みに合わせてデスクを変化させる時代の到来を予感させる昇降デスク。家庭でも使えるビギナー向け、立ち会議を実現できるミーティングタイプ、オフィスに一斉導入しても景観を美しく保つモデルなど、5つを紹介しました。
コミュニケーションの活性化や仕事のパフォーマンス向上、健康増進もサポートする新時代のデスクの導入を、ぜひご検討ください。