その腰痛、原因は座り方かも?デスクワークの正しい姿勢を解説
2023.04.11 更新

気になる肩こりや腰痛、姿勢が原因かも?

仕事中や仕事終わりに腰が痛い、肩が凝っているなど体がとても強張っていたり不調を感じていませんか?
長い時間デスクワークをする人は、実は姿勢によってさまざまな影響が出ています。
・慢性的な肩こりや腰痛
・血行不良によるむくみ、冷え性
・疲労感
・猫背や反り腰による体型崩れ
このような影響は仕事に集中しづらくなったり、骨や体型の歪みに繋がったりといったデメリットを及ぼします。しかし、使っているチェアやデスクを自分に合わせて調整することで、正しい姿勢が維持しやすくなり悪影響を抑えられます。
今回は、少しでも体の疲れを軽減して働きたい、姿勢による体型崩れを防ぎたい方に、改善ポイントを画像付きで解説していきます。
いまお使いのチェアやデスクでぜひチェックしてみてください。
椅子の正しい座り方3つのポイント
①座面の高さと奥行き調整

・椅子深くまで座る
・座面の高さは膝が90度になるように調整
・奥行き調整で太ももと座面の接地面積をなるべく大きくする
小柄な方は座面の高さを一番下まで下げても、膝の角度が90度にならない椅子もあります。
この場合はフットレストを使用して調整することをおすすめいたします。

座面の奥行き調整ができる椅子は、座面を前に出しなるべく太ももとの接地面積を大きくすることで、体圧分散で血行不良が起きにくくなります。
ただし、膝の後ろに座面の先端が当たると逆に血行不良の原因になるので、必ず膝裏には当たらないように調整しましょう。
座面の調整機能がおすすめの椅子は
オカムラ Spher(スフィア)

イトーキ f(エフチェア)

②リクライニング(背もたれ)の調整

・深くまで座ったまま背もたれに体を預ける
・背もたれが100度~110度に傾く固さに調整
ランバーサポート(背骨のS字を保ってくれる機能)の調節ができる椅子は、腰が内側に反っている部分にフィットするよう調整しましょう。腰の負担が軽減される効果が期待できます。
リクライニングの調整機能がおすすめの椅子は
コクヨ Bezel(ベゼル)

ハーマンミラー Aeron Chair(アーロンチェア)

③肘置きの調整

・肘が90度になるように高さを調整
・内側、外側の調整は肩幅にあった角度に
椅子によっては肘置きを内側・外側に角度が変えられるものもあります。この場合、自身の肩幅にあった角度にすることで、肩の負担が軽減し肩こりの予防になります。
肘置きの調整機能がおすすめの椅子は
イトーキ Act(アクトチェア)

オカムラ Contessa seconda(コンテッサセコンダ)

デスクの正しい使い方のポイント
デスクの高さ

デスクやキーボードに手を置いたとき、肘の角度が自然と90度になる高さがおすすめです。
椅子の高さにも影響してくる上に、使う人の身長によって必要な高さが異なってくるため、健康志向の会社では昇降デスクを導入する企業も増えてきています。
なお、自分自身とキーボードの距離も肘の角度が90度に保てる位置がベスト。このとき、デスクの奥行きが狭く腕を置けるスペースがないため疲れる、という方は椅子の肘置きを活用してみてくださいね。
おすすめの昇降デスクは
オカムラ Swift(スイフト)

バウヒュッテ SAゲーミングデスク(セミオート ゲーミングデスク)

できるポイントから姿勢改善を
いかがでしたか?
デスクワークはどうしても長時間になりがちなため、日々の姿勢が大切になっていきます。すべてクリアするのがなかなか大変な場合は、できる範囲から少しずつ意識してみてください。
特に、体と接する時間が長い椅子選びは重要なので調整機能が充実したチェアを検討してみてくださいね。
今回ご紹介した椅子の調整方法は動画でわかりやすく解説しています。
ぜひご覧ください!
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