ウチダ おすすめオフィスチェア特集
2021.01.22 更新 (2019.12.06 公開)

はじめに
みなさんは内田洋行という名前をご存知ですか?株式会社内田洋行(以下ウチダ)は、 1910年創立の老舗オフィス家具メーカー。社名の由来は、創業者である内田小太郎氏の名と、 中国語で「外国人の店」を意味する「洋行」から。当初は、測量機や製図用品などを扱っていましたが、 現在ではオフィス家具・学校教材・情報システムと多岐にわたって事業を展開しています。 100年以上続けてきたウチダの柱が「空間を創る」という理念。 今回は、その理念に沿って製作された空間に溶け込むウチダのオフィスチェア3つをご紹介します。
ウチダのオフィスチェア おすすめ5シリーズ
1.Nimbus(ニンバス)

軽やかで座り良い、メッシュチェアのスタンダード
2020年の11月に発表されたばかりなのがこのNimbus(ニンバス)。 デザインはカワカミデザインルームの川上元美氏によるもので、軽快なシルエットと座りやすさを両立した新商品です。
メッシュの背もたれは腰の高さで大きく前方にせり出しており、腰部を包むように支えて 安定した姿勢をキープしやすい構造になっています。 背もたれ上部のスリムなデザインは、デスクワークに伴う動きや身体を伸ばすようなリフレッシュも快適にできるのです。

座のクッションシートは低反発の柔らかいウレタンクッション層、体重を支えつつたわむ芯材層、 沈み込みのための空間層の3層構造となっています。
この3D的に変形する座は
しっとりと柔らかく、かつ体圧分散にも寄与しているため、快適な座り心地を実現
しているこだわりのシートです。
また、奥行がコンパクトなため太ももの裏を圧迫するのを避け、血流促進など健康にも配慮されています。
椅子のサイズや高さを選べるほか、より腰へのサポートを必要とする方にはランバーサポートのオプションも選択して頂くことが可能です。
2.AJ CHAIR(エージェイチェア)

3Dメッシュの造形美。
AJ CHAIR(エージェイチェア)は、背もたれに張地を使用せず、フレームの素材だけで疲れずに座れる椅子。 背もたれの3Dメッシュの造形美は、見た目にも美しいだけでなく、座りやすさとメンテナンスの実用性も兼ね備えています。
35年以上にわたってインダストリアルデザインを手掛けてきた、デザインスタジオトライフォーム所属の浅香嵩氏・浅香秋也氏が考案。
オフィス家具や測定機器などの実用性と省スペース性の両立を得意とした両氏の合理的なデザインです。

背もたれの「ポリアミド3Dメッシュ」は、力がかかる場所によって大きさを変えています。
腰・背中中央の動きが少ない部分はスリットを小さくし、しっかりとサポート。肩の動きが大きい部分はスリットを大きくし、
ゆったりとしなりやすい感触で動きに追従。
この構造が、強化プラスチックとは思えない座り心地の良さに繋がっています。
AJ CHAIRは、張地を使用したイスに比べ、強度とメンテナンス性に優れています。 破損に強く、シミ・毛羽立ちにならず長期使用でも衛生的。チェアを清潔に保ちたい方にもオススメなチェアです。
3.CARISSA(カリッサ)

シンプル、ベーシック、だから新鮮。
飽きのこない定番デザインでありながら、フレッシュかつ軽快感のあふれるデザインです。 このCARISSA(カリッサ)は脚、フレーム、素材などの組み合わせで様々なワークシーンをサポートします。
背の生地をメッシュとクロスから選択できるほか、フレームカラー・脚カラー・シートの高さ・背座カラーの組み合わせなど カスタマイズの種類が非常に多彩です。

機能面では基本ながら座る人のことを考えた機構が搭載されています。
特に
フリーシンクロ機構は、背に体重をかけると背と座が連動して傾斜するシステムで、
背と腰の間の隙間を無くして腰痛を防止する仕組みになっています。
これによってリクライニング時の衣服のめくりあがり、大腿部への圧迫なども軽減され、自然な座り心地を得ることができます。
デザインや機能がシンプルなため、操作も容易で選択次第では様々な場面にフィットする万能チェアと言えます。
4.Elfie(エルフィー)

ゆるぎない洗練。
機能性を求めるとともに、デザイン性も付随する傾向にあるオフィスチェアで、オフィスユースを考慮し作られた、無駄のないシンプルなチェア。 あらゆるオフィス事情に対応したチェアが、Elfie(エルフィー)です。
デザインは、川上元美氏。すっきりとしたフォルムは、まさにシンプル・イズ・ベスト。 受付・窓口などの人の視線を感じる場所でも使用でき、清潔感のある、いい印象を与えてくれるはず。

Elfieがオフィスを選ばない理由にはもうひとつ、豊富なカラーバリエーションがあります。
12色の多彩な張地とホワイトとブラックを選べるフレームでオフィスになじみます。
色には視覚から与えるイメージがあり、同じ家具でもカラーコーディネートの仕方によってオフィスの雰囲気がガラッと変わります。
グリーンは「穏やか」、レッドは「やる気」など、
シックからポップまで。会社でも自宅でも、幅広く使えるオフィスチェアです。
業種や空間に合わせて選んだり、チームによって異なるカラーを選んだりするのも楽しそうですね。
5.KRENE(クレネ)

一人ひとりの心地よさ。
柔らかさや美しさを感じさせる、知的でユニセックスなデザインが特徴なKRENE(クレネ)。 性別や世代を問わず、それぞれの心地よさが考え抜かれているのチェアです。
調整機能としては、リクライニングの角度・強度調整と固定/解除、座面の上下があります。
これらは座面下のレバーやダイヤルで操作しますが、それぞれが手の届きやすい位置に配置されており、
座ったまま少ない力で調整することが可能です。

また、KRENEの特徴として背面のシェルが挙げられます。これは 背中を全て覆うようなデザイン になっており、体圧が理想的に分散されて安定した姿勢を保つのに一役買っているのです。
シェルの上部には取っ手があり、椅子を動かしやすい上に、オプションのジャケットハンガーを取り付けることもできます。
シェルカラーは2色展開されているので、脚の色や背座の色と組み合わせて自分好みのコーディネートを楽しむのも良いかもしれません。
抗ウイルス・抗アレル物質シートを装備

ウチダでは2020年に、「
アレルクリーンプラス
」生地を使ったオフィスチェアが発売されました。
この生地は自動車メーカーのHondaが独自開発した
抗ウイルス・抗アレルゲン
の機能をもっており、軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」「N-WGN(エヌワゴン)」にも使用されています。
特徴として、細かいライン模様や自動車向け生地ならではの
耐摩耗性や燃えにくさ、色褪せのしにくさを兼ね備えた素材です。
この特集でご紹介したチェアの中では、4の Elfie と KRENE にアレルクリーンプラスが展開されています。 花粉症に悩む方やコロナ対策の一環としてなど、これからはオフィスチェアの生地に注目して選ぶのも良いかもしれません。
さいごに
今回は自宅でもオフィスでも使いやすい、ウチダのオフィスチェアをご紹介しました。 チェアは最も使用頻度の高い仕事道具とも言われます。 健康に与える影響も大きく、長い目で見てコストパフォーマンスにすぐれたものを選びたいですよね。 ぜひ一度ご自身が座るチェアについて考えてみてくださいね。